世界一受けたい授業で「太る人・やせる人」の違いを浅原哲子さんが紹介!

2024年2月10日放送の世界一受けたい授業で「太る人・やせる人」の違いについて紹介されました!

教えてくれたのは肥満外来医師の浅原哲子さんです。

「太る人・やせる人」の違い

「太る人・やせる人」の違い

1)防寒バッチリの人は太る
少し薄着の方が、適度な寒冷刺激を肌に与えるので痩せ細胞と言われている褐色脂肪細胞が活性化し、脂肪を燃焼します。
少し寒いと感じる程度(16~19℃)の消費カロリーは、1日300kcalほどの燃焼ができます。
これは、およそ30分のジョギング相当の消費カロリーです。
寒い季節は、やせチャンスになっています。

2)ランニングはゆっくり走った方がやせる
早い速度でランニングをすると、呼吸が苦しくなり体の中で体内の糖の燃焼が優先的に使われ脂肪燃焼効果が低くなります。
笑顔が作れる程度のゆっくり走るランニングは、最も効率よく脂肪を燃焼させることができます。
さらに、ランニング前に3~4分のスクワットなど、体の大きな筋肉を動かす筋トレをするとより体脂肪の燃焼効果アップに期待できます。

3)「いただきます。」を言わない人が太る
「いただきます」「ごちそうさま」を言わない人は、食事にダラダラと時間をかけて食べ続ける傾向があります。
糖を脂肪に変えるインシュリンも長時間にわたって分泌されるため、体内の脂肪量も増え肥満に繋がってしまいます。

4)朝食を抜くと太る
マウスを使った実験で、朝食を食べないマウスは朝食を食べるマウスに比べて体重の増加率が35%も高く、筋肉量は6%も下がった結果がでています。
朝食を抜くと、体内時計にズレができ肥満に繋がってしまいます。

5)朝から赤身肉を食べるとやせる
赤身肉のタンパク質は消化のときにたくさんのエネルギーを使うので、その分体重が落ちやすくなります。(※赤身肉の量は80gで脂が多い肉はNGです。)
3ヵ月間同じカロリーで低タンパク質と高タンパク質を食べた人を比較すると、高タンパク質を摂っていた方が体重が減少したことが判明しました。
朝に赤身肉を食べると、満腹中枢のGLP-1ホルモンが増えることが分かっています。
朝から赤身肉を食べれない人は、鶏ささみやチーズなどのタンパク質を摂ってもOKです。
食べる順番ですが、野菜などのサラダを食べた後、赤身肉を食べて5分待ち血糖値を抑えます。
それ以降は、炭水化物など何をたべてもよく、食べる順序は気にしなくて大丈夫です。

6)一口食べるごとに箸を置く人はやせる
口に入れたら、その都度箸を置くと、自然に噛む回数も増えて満腹中枢も満たされます。
また、よく噛むと食べるのを抑制するホルモンのヒスタミンが増え食べ過ぎを防いでくれます。

7)ご褒美に高級スイーツを食べる人はやせる
ストイックにダイエットを頑張る人は、リバウンドになってしまう人が多い傾向にあります。
ご褒美のスイーツは、安いものだと手軽にたくさん食べられるので、日常化してしまいます。
高級なスイーツを一つ選んで食べるようにしましょう。

8)味オンチな人は太りやすい
味覚には、甘味・酸味・塩味・苦味・うま味の5大要素がありますが、うま味は脳内を刺激して満足度を高めることが知られています。
うま味に対する感度が低いと甘味を欲するため、肥満の人が多くなったという研究結果があります。

玄米に含まれるガンマーオリザノールという成分が脳に作用し、味覚をリセットできます。
玄米が苦手な人は、玄米と米麹で作った玄米甘酒をのむのもおすすめです。

9)食後に歯みがきする人はやせる
食後に歯みがきをすれば、つまみ食いをあきらめるキッカケになります。
この方法は、行動療法の一環として、肥満治療にも取り入れられています。
また、最近の研究では歯みがきにより、腸内環境が改善され、肥満予防に繋がっています。

10)一日の野菜摂取量を100g増やすとやせる
一日の野菜摂取量が100g増えるごとに体重が25g減少していたことが判明しました。野菜からたくさんの食物繊維を摂ることで、腸内環境をよくする短鎖脂肪酸が増え、その結果、肥満が改善されます。

野菜の中でも、玉ねぎにはタキシフォリンというポリフェノールが多く含まれていて、タキシフォリンには抗肥満効果があると実験で認められています。

11)服を買う時に試着をしない人は太る
服を買うとき、試着をすることで、どこがどのぐらい瘦せたいのか具体的なイメージをつかみやすくなります。
家に姿見がある人は、目につきやすい場所に置くようにしましょう。

12)ジャストサイズのボトムスを買うと太りにくい
ジャストサイズのボトムスを買うと太りにくくなります。
ウエストにストレッチがない物を選ぶと、より体系変化が分かりリバウンドに気付きやすくなります。
ダイエットの目標として、やせたときに着る服を予め買っておくのも効果的です。

13)ストレスを抱えている人はやせにくい
83人の肥満患者に同じ食事療法と同じ運動療法を3ヵ月行った結果、唾液中のコレチゾール(ストレスホルモン)が高い人ほど減量の効果が低いと判明しました。
つまり、日常的にストレスを抱えている人ほどやせにくい体質になっています。
笑うとストレスホルモンのコルチゾールを減少することが分かっていて、厚生労働省も注目しています。

まとめ

日常生活で分かる「太る人・やせる人」の違いを紹介しました。
3000人以上のダイエットを成功させた浅原哲子さんの「太る人・やせる人」の違いをチェックして、ダイエットを成功しましょう!

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